振り付けを覚えてもバレエになっていない感じで、「何が違うのだろう」と疑問に思っていました。

まず、「自分自身を直視していない」ことでした。身体の動き、状態について、今もまだ気付ききれていないこともありますが、精神的な面でも「自分を諦めている」とは、自分で思いもよりませんでした。
最初はまったく響いてきませんでしたが、ここ1、2年くらいで、自分で自分自身にハングリーになって、なりたい姿、状態に近づけるよう、自分に期待する楽しさを知ることができました。
また、パッと理解できない時にも、思考停止しないで、習得に向けてより良く動けるようになってきたのではないかと思います。

音楽に合わせてアンシェヌマンをやる時、取ってつけたような、頑張った動きではなく、呼吸も動きも自然な踊りになるように努力したい。
「目線が高くなった!」という体験がもっとできるように、バレエの身体の使い方にもっと慣れていきたい。
心身ともしなやかで丈夫な人になりたいです。