私はアサミバレエクラスに来ていなければバレエを辞めていたと思います。
ここまで上手くなることはできなかったと思いますし、バレエにもっと魅了されました。
小さいころは運動神経だけで出来ていたことが成長期に入ったことによって出来なくなってきて、今の練習方法のままでは限界があると感じていました。
コンクールに出るといつもコメントに基礎がないと書かれました。
ここに来てレッスンへの理解が進むにつれ、自分がこんなにも出来ていなかったのかと落ち込みましたが、自分がまだ未熟だと自覚したことによって直すべきところも自分で見つけられるようになりました。
それは、自分に何ができていないのかだけではなく、「なぜそれができないのか」までわかるようになり、自分の体のことをより深く知ることができたからです。
例えば足が弱いと思ったら、ただ筋トレしようと思うだけの人が多いと思いますし、私もいろいろやってはいましたが、なかなか効果が出ませんでした。
しかし、「足が弱い理由」があることを知り、体が足の必要性や役割を理解していないため使おうとしていないからだったり、他の筋肉が代わりに働いてしまい、足の筋肉が力を出すのを邪魔しているからなどたくさんあることがわかりました。
それを理解すれば的確なレッスンによって最短時間で足を強くできることを今まさに実感しているところです。根本の問題から解決しないと本当に強くなれない、上手くならないことがとても良くわかったのです。
自分の体をより深く知ることによって、怪我することもなく、正しい体の使い方でもっと理想的なバレエを踊れるようになると実感しています。
実際に私は元々とても怪我が多く、この教室に移る前は体のあちこちが常に痛くそれが当たり前になっていました。
しかし、根気強く先生が教えてくださったおかげで怪我がなくなり、たまに痛くなっても理由が自分でわかるのですぐに治すことができるようになりました。
これから更にバレエを深く学んで極められるように頑張っていきたいと思います。