ワガノワメソッド

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ワガノワメソッド

ワガノワメソッドとは、世界中のバレエ学校で取り入れられている体系的なロシアバレエの教授法です。
メソッドを正確に習得するには教授法について専門に学ぶ特別な教育が必要となり、そのきちんとした教育法に則ったレッスンは、バレエの揺るぎない基礎と確実な上達に欠かせない非常に大切なものです。

アサミバレエクラスは、ワガノワメソッド(教授法)の正統なカリキュラムに基づくレッスンを行っている数少ないバレエ教室です。
ワガノワメソッドとは何か、その特徴や本質についてもご紹介いたします。

バレエのメソッドとは?メソッドの違いとは?

―バレエのメソッドとは何でしょう? メソッドの違いは何ですか?―

そのような質問が多く聞かれます。

 

そして、メソッドの違いを単なる型の違いと捉えている方も少なくありませんが、メソッドとは教授法、指導法であり、単なる型やスタイルではなく、厳格に構築された『教育システム』のことなのです。

 

つまり、メソッドの違いとは、バレエダンサーの育て方の違いであり、バレエに対する根本的な考え方、訓練の仕方、方法論の違いにあります。その考え方、訓練法の違いのために、体の使い方、踊り方にも様々な相違が生まれてくることになります。

 

しかし、メソッドの何たるかもわからず、ただ表面的な型の違いだけを見ても意味がありません。

メソッドとは何か、その違いは何か、実際にそれぞれの教授法をきちんと学び、深い本質を探求しない限り、簡単には理解できないものなのです。

 

ステップやポーズの違いなどは表面的な結果に過ぎず、大切なのは『どうしてそうなったのか』という理論的な部分です。
それはバレエの伝承における歴史的背景や事情、捉え方や価値観の違いなどが大きく影響しています。

 

バレエには本来、厳格に決められた伝統的な教授法が存在し、本当のバレエ教育において、そのシステムは非常に重要なものです。メソッドをきちんと知ることは、とても大切なことなのです。

 

しかし、残念ながら日本のバレエ教育にはきちんとしたメソッドが存在せず、バレエ教師の教育もきちんと成されてはいません。

 

バレエの本場では、国家的に定められたバレエ教授法があり、バレエ教師は専門教育を受けた後、国家資格を取得しなくてはならないのです。

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私はワガノワ教授法を、ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミーの教師、ロシア国家資格取得教師より直々に学びました。

 

そのプロ養成バレエ学校の教育カリキュラムは、子供の成長や技術の上達に合わせて効果的に練り上げられたもので、バレエダンサーがどのように教育され、完成されていくかを知る、とても重要なものです。

 

入学から卒業まで、どのような訓練をどういう順序でいかに行うか、各学年ごとに細かく練られ定められた授業計画があり、課題に沿って計画的に組み立てられたカリキュラムに基づくレッスンが行われます。

 

しかし、国立のプロ養成バレエ学校を持たない日本では、そのようなバレエ教育は全く行われておらず、本来のメソッドとはかけ離れたレッスンになってしまっています。つまり、バレエの根源である最も大切な教育が、殆ど欠如してしまっているのです。

 

習い事や趣味のバレエ、発表会やコンクールの為の『踊り』のレッスンが主体となってしまうバレエ教室の現状の中では、厳格なメソッドによるレッスンは現実不可能といった状況でしょう…。

 

 

踊りのテクニックや振付は、いきなりその完成形から学ぶのではありません。高度な回転技や跳躍なども、それらをマスターしていく過程は重要な基礎レッスンにあり、バー・レッスンから巧みに組み込まれ、プログラムされています。

 

メソッドの重要性はまさにそこにあり、テクニックや芸術性をどう学んでいくかの過程が最も大事なのですが、段階的なレッスンをせず、いきなり完成された踊りの練習から入ることは非常に良くない結果となってしまいます。

 

きちんとした段階を踏まないレッスンでは、単なる物真似といって良いほど、筋肉の使い方も違えば本質も全く理解されていません。そのため、それは本当のバレエではないという動きになってしまうのです。

 

本当に正しい動きを知らなければそれが本物であるかどうかわからないため、テクニックを無難にこなせている場合、上手く出来ているかのように思ってしまいます。

 

しかし、実は間違ったやり方で踊っているケースが非常に多く、一つ一つの動きやポーズ、筋肉の使い方を細かく解析して学ぶ、きちんとしたメソッドによる基礎段階からの習得が非常に重要なのです。

 

 

■小学生が本来は上級クラスでしか学ばないテクニックのヴァリエーションを踊ること自体、全くあり得ないことです。
そういう事が将来にどんな悪影響を及ぼすのか真剣に考えなくてはいけません。

 

その年齢では徹底して基礎をマスターすべき、生涯で最も大切な時期になります。

そこでやり損ね失われた一番大事なものをその先どうやって取り戻すのでしょうか。
単に運動神経の良さだけで器用にこなしてしまったがために、基礎の大切さに気付かず、出来ていると勘違いしてしまっているのです。

 

 

多くの方々は幼児期からの間違った教育のまま、違っていることにすら気付かずに方向性の違う努力をし続け、筋肉の異常発達や脚の変形も珍しくなく、心底勿体ないことだと常々感じています。

 

メソッドを学んではっきりわかることは、それがバレエの真の上達にどれほど重要で優れたものであるか、バレエ教育の根本がはっきりと見え、その真実がしっかりと理解できるものなのです。

 

階段を一段一段しっかりと踏みしめるように、確実に身体を作り、洗練された動きとなるよう染み込ませていく、本当に大切で必要な訓練とは何か、もっときちんと理解する必要があるのです。どの段階を飛ばしても確実な上達は望めないというほどに、教育法は確立されています。

 

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■どんな複雑な技も分解していくと、基本の動きが組み合わさったものになります。一つ一つの基本形を完璧にし、それがやがて高度なテクニックにつながることを意識して、基礎の段階から最終的な習得を目指してしっかりと学んでいくのです。

 

そして何より、バレエを踊るための身体は、基礎レッスンなくして絶対に手に入りません。成長過程を的確に捉えた、科学的観点からのレッスンプログラムも非常に重要です。

 

■バレエの驚異的なパフォーマンスは、練り上げられた教授法に則った科学的ともいえるレッスンの賜物であり、その重要な過程を踏まない、メソッドのないレッスンからは、何一つ『本物』は生まれてきません。

 

■ワガノワメソッドのカリキュラムは、最終的に高度なテクニックとなる動きを成長に合わせて段階的に順を追って学び、一つ一つを正確に出来るようになってから次の段階に進めるよう綿密に組み立てられた、ロシアバレエの伝統的な教授法です。

 

その教授法に則った厳密なレッスンを行うことにより、バレエの根幹である大事な基本を然るべき時にきちんと習得でき、無理無駄のない進歩を遂げていくことが可能になります。

 

■日常とは全く違う、特殊な身体の使い方と技能が必要なバレエは、基礎レッスンでの徹底した訓練が不可欠です。

 

その殆どはアン・ドゥオール(ターンアウト)を確実に習得し、人間本来の自然な状態から、バレエ特有の身体に作り変えていく、非常に大切な訓練となります。

更に、全身の動きのコーディネーションを学び、芸術的要素も同時に養っていきます。

 

そして身体が出来上がっていくと共に、徐々に実際の踊りで使われる技を細かく分析された指導法に沿って学んでいき、技術の習得はしだいに速度を増していきます。

 

■その学習のプロセスが非常に熟考され、厳密に作られている見事なメソッドであり、バレエの体を作り上げ、プロフェッショナルな踊りを完成させていくための、素晴らしい訓練システムなのです。

ワガノワメソッドの大きな特徴

身体のあらゆる部分を“意識的”に使ってバランスを保ち、“自然な流れ”でパとパをつなぎ踊る、他のメソッドではあまり考慮されていなかった腕や上体の機能について、アグリッピーナ・ワガノワは非常に細かく分析し、それらをどのように脚の動きに参加させれば跳躍や回転がスムーズに、より大きなスケールで行えるかを考え出しました。

 

それがいかに機能的で科学的にも理にかなったものであるか、本当に驚くべきものです。

その本質に着目し、研究を重ねれば重ねるほどに、その見事さが解明されて来ました。

最も大切な『上体からの動き』

『脚だけで踊らない…』

 

上体の正しい姿勢はしっかりとした安定性を生み、軸を見つけ、身体を意のままに操る能力を身につけるための最も大切なものです。
身体を自由に動かすためには上体を安定させ、どのような動きでもバランスを保たなくてはなりません。

 

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そして、上体や腕は身体を操る上でとても重要な役割を担っているのです。
特に背中の使い方に大きな特徴があり、強靭さと優れた安定性、ダイナミックで豊かな動きを生み出す、非常に重要な機能を果たしています。

            
どんなに強靭な脚があろうとも、上体がグラグラ、ヘロヘロでは何も出来ません。
体幹の強さとコントロールがあって初めて、脚も自在に動かせるのです。

            
腕や頭、上体の動きは身体の重要なコントロールと共に、叙情性豊かな表現を生み出します。
舞踊芸術にとっては欠くことの出来ない重要なものです。

 

身体全体を使って踊ること、それぞれの動きを調和させること、そしてすべての動きを『意識的』 に行うことが大切と教えられています。

 

ワガノワメソッドにおける上体や腕、頭の付け方などは決して単なる装飾的なものではなく、身体の機能の科学的分析をもとに考え出された、とても理にかなったものなのです。

            
そして、それこそが 『身体の表情』 を豊かにし、決して表面的ではない、身体の奥底から溢れ出す優美で感動的な感情表現と、揺るぎない技巧、そして圧倒的な存在感をも生み出す、ワガノワメソッドの最大の特徴といえるのです。

ワガノワメソッドの本質

体のメカニズムに沿った動きの解明、上体の機能と全身の筋肉の働きを最大限に活かしたバレエ・テクニックと、その訓練法の見事な構築は、それまでのバレエと訓練のあり方を一変させました。

 

ワガノワメソッドは、単に形式化された動きではなく、人体が持つ自然な動きの反応を最大限に生かしたものであり、肉体を芸術的に高めるための非常に優れた手法といえます。

 

それらは、全て人体の動きの必然性から生まれたものであり、解剖学や運動力学などの科学的根拠に基づいているため、表面の形だけを真似ても『偽り』でしかありません。

 

決して見よう見まねでは完成しない、深い真理が存在します。

 

だからこそ、奥底からの深みのある豊かな表現が自然と生まれ、観客を魅了し、感動させることが出来るのです。

 

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バレエはスポーツではない

バレエは、スポーツやサーカスではありません。
脚上げや回転技などを自慢し、競って行うものでは決してないのです。

 

肉体と精神の調和… 体のすべての動きを感情で満たすこと…

スポーツ的技巧の羅列ではない、肉体を歌わせ、豊かな感情表現で満たすこと…

 

言わば、“心”のある踊り、観る者の魂を揺さぶられるような、表現豊かな踊りこそ、芸術としてのバレエに最も大切なものではないでしょうか。

 

磨き上げられた身体と技術を通して、“心を奏でる”・・・
それこそがワガノワメソッドの本質であり、進化し変貌するバレエ界にあっても、決して忘れてはならないものと考えています。

メソッドの本質を捉えたレッスン

アサミバレエクラスでは、ワガノワメソッドの本質を捉えた、非常に内容の濃いレッスンを行い、メソッドによる違いや、メソッドを知ることの大切さを理解し、真の芸術性を学ぶことを目標としています。

 

★ワガノワ教師資格を取得したロシア人講師による特別レッスンも行っています。

 

●ワガノワメソッドのシステムに関連した、バレエに不可欠なターンアウトについての記事はこちら⇒ターンアウトの先にある本物~バレエの本当の難しさ~

 

 

※このページに使われている文章・画像は、全て当クラスのオリジナルです。

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3つの指導方針

  • ワガノワメソッド
  • 本当に効果的なレッスン
  • 少人数制クラス